DefaultBias

教授のタイミング

行動心理学的にもっとも「聞く耳」をもってもらえるのは,失敗したとき,あるいは成功したときです. その機を逃さないのではなく,その機をつくるのが教授の極意かも.

でも,カリキュラムとか,システムとは関係ないので,またの機会に.

ところで,デフォルトバイアスの説得法では,以下の文章がいいかも. これは,2012/7/6におこなったMaple試験の結果を知らせるのに, 2012/7/9までのアンケートを設定して,15/50が提出が遅れた後に書いた文章です.

ペアの拘束は,やはり対象学生数が多くなるとぼけるみたいです.

説得のネタには,

  1. LIFOで
  2. スタックとキュー
  3. 他...

やはりwebよりももっと手軽な入力デバイスがないと,「すぐやる」を実践できないのかも... しかし,定着せんよな...

Dear 受講生諸君

西谷@関西学院大・理工です.何人かの学生さんが前送のメールにかかわらず
アンケートに答えてくれてません.残念.でも,多くの学生さんは答えてくれました.
ご協力に感謝します.もともと任意なんで,13日の演習は休講とします.
秋学期に「数値計算」がありますが,これもMapleを使って,しかも
グループ成績です.今ある知識がそのまま使えますので,ぜひ忘れないように.
脳の記憶容量は(ほぼ)無限で,「関連する情報が多いほど,忘れにくい」という事を
お忘れなく.

「先送り」して,提出が遅れた学生さんに,少しだけ注意をしておきます.

授業の中で「双曲割引」の話をしましたよね.
「近くのものは大きく見えて,遠くのものは小さく見える」
この典型的なのが,時間に対する見方です.
「今の5分間はとても大事だけど,後で5分間作るのはちょろい」
です.そうして,アンケートを「先送り」した人が何人かいたと
思います.あるいは,なにを書くかを考えようとして先送り
したのかも.ありがとうございます.でも,アンケートなんで,
なにを書くか考えるより,5分間で片付けると決意して
アンケートに答えてしまった方が,楽だったかも.

「先送り」戦略のまずいところは,
1.先送りしたことを覚えてないといけない
2.先送りした内容がふらふらと漂う
3.将来のどこかで時間をつくらないといけない.
4.さらに完成度の高い回答を自分に課す
5.そのうちに書くのがいやになってくる...
6.ふっとわすれる.
なんかです.

「双曲割引」に対してスマートな人は,
「先送り」戦略をとらずに「デフォルトバイアス」をかけます.
すなわち,
デフォルト行動を一度決めてしまうと変更するのが面倒になってくるので,
その行動を繰り返すという「本能」を利用して,
「デフォルトバイアス」として,「すぐやる」戦略に切り替える訳です.
「すぐやる」と決めるとなにも覚えておく必要が無いので,楽です.
どっかでアンケートに答える5分を作るなら,メールが来てすぐが楽です.
たぶん今時の学生さんたちは,mail, twitter, face bookなんかは「いいね」をすぐやりますよね.
それと同じ程度にデフォルトを変えてみてください.
「すぐやる」戦略もいちどやり始めるととても「楽」ですよ.

アンケート,早寝,早起き,学習すべて「一事が万事」ですから.
アンケート遅れててもいいので,すぐやってみてください.

最後に,「ペア」での取り組みは学習に対してとても有効なので,
これを他の活動にも利用してください.
Last modified:2016/07/19 12:42:14
Keyword(s):
References:[Maple12] [SmartOrNaiive]