知識情報処理実習
How to install SWI-Prolog (2015/04/13)
***** プログラム例,演習の特徴などを知りたい人はこちらへ *****
- 講義目的
論理型言語 Prolog を使ってプログラミングを行ない, 問題の形式化を行えることと,計算量に関する感覚を養うことを目的とする. 導出原理が実際にどのように適用されて問題が解決するかを体験し, 更に, バックトラックやカット・オペレータによる枝刈りの実行と探索の戦略との関係を具体的なプログラミングを通じて習得する. また,「知識情報処理」で習得した知識表現法を使って, 定理証明系の作成,ロボット・シミュレーション,ゲームなどの簡単な応用問題のプログラミングを試みる. . - 各回ごとの授業内容
- (4月11日)Prolog とは? -- プログラムの意味と基本的な動かし方, データベースと検索
- (4月18日)再帰プログラム
- (4月25日)リスト処理(1)
- (5月9日)リスト処理(2)
- (5月16日)リスト処理(3)
- (5月23日)項の処理(1)
- (5月30日)項の処理(2)
- (6月6日)データベース操作 ,STRIPS型プラニングの解説
- (6月13日)全解収集と枝刈り
- (6月20日)理解度テスト (テスト案内) テスト結果はLUNAにアップしています.(40点満点中)28点以上が合格で,応用プログラムコースを受ける資格があります.
- (6月27日)再帰型と繰り返し型,基本プログラムコース
- (7月4日)AIプログラミング(1),基本プログラムコース
- (7月11日)AIプログラミング(2)[@マルラボ1],ヒューリスティック探索の解説,理解度テスト(再) (テスト案内)[@グララボ]
- 教科書(第1回までに各自入手して持参すること.)
「Prologへの入門」 I.Bratko 著,安部憲広 訳,近代科学社,1990年.
- 授業方法
演習
- 参考書
- 「知識処理論」 萩野 達也 著,産業図書,1996年.
- 「PROLOG入門」 後藤 滋樹 著,サイエンス社,1984年.
- 「Prologの技芸」 L.Sterling and E.Shapiro著, 松田利夫訳,共立出版,1988年.
- 「AIプログラミング」I.Bratko 著,安部憲広 訳,近代科学社,1996年.
- 「論理による問題の解法 - Prolog入門 -」 R.Kowalski 著,浦 昭二 監修,
山田 眞一 他 訳,培風館,1987年.
- 成績評価方法・基準
授業中に実施する理解度テストに合格することを本科目の合格の必要条件とし,
評価は出席状況,演習問題レポート,理解度テストの内容に応じて行う.
- 学生による授業評価の方法
ネット利用
- 準備学習等についての具体的な指示および他の科目との関連
知識情報処理は必修.
数理論理学,形式言語とオートマトン,データ構造とアルゴリズムを履修していることが望ましい.
Last Updated on July 11, 2016.
Kazuko TAKAHASHI, Yasuhiko KITAMURA