メッセージをできるだけ速く相手に送りたい、できるだけ正しく相手に伝えたい、誰にもその内容を知られたくない。情報通信理論研究室では、そのような快適な通信を実現するための技術である「データ圧縮」、「誤り訂正符号」や「暗号・情報セキュリティ」について研究しています。
通信の効率・信頼性・安全性の向上
ネットワークアーキテクチャ研究室では、インターネット、モバイルネットワーク、多数のセンサ付デバイスが接続されたセンサネットワーク、TwitterやFcebookなどのソーシャルネットワークといった、異種のネットワークによって構成される、大規模で高度な情報システム(=情報生態系)を実現するための研究に取り組んでいます。
大規模ネットワークの設計・モデル化・制御
ネットワークアプリケーション研究室では、利用者の運動を促進することで健康につながる説得技術の研究のほか、関学のアメリカンフットボールチーム「K.G.FIGHTERS」のために戦略解析を迅速かつ正確にできるよう支援するビデオ検索システムを開発、スポーツに関する情報の獲得、蓄積と整理、そして活用に関して研究します。
スポーツ情報学
インターネットやソーシャルメディアの進歩により,それらの背後にあるネットワーク(人や物の繋がり)が生み出す性質を理解することの重要性が増しています.本研究室では,数学的理論に基づいてネットワークが持つ普遍的性質を明らかにし,社会の諸問題への工学的な応用を目指しています.
数理的なアプローチに基づくソーシャルネットワーク等の分析
高速な情報伝達ができるモバイルシステムを実現するためには、電波の伝わり方を明らかにし、信号伝送の障害となる要因を克服する技術を開発することが重要です。ワイヤレス通信システム研究室では、電波が伝わる現象の解明とモデリング、並びにその成果を応用したモバイル通信システムの研究開発を進めています。
広帯域モバイルマルチメディアシステムの実現
インターネット上での制御や、信頼性の高いネットワーク設計に関する研究開発には、ネットワークの幾何学的構造や最適な解を導き出す手順などを調べる理論が密接に関わっています。アルゴリズム工学研究室では、様々な応用技術のみならず、それらの基盤となる数理工学の世界を探求しています。
数理工学(最適化アルゴリズムおよび離散数学とその応用、インターネットの制御・設計・性能評価)