コンピュータシステム工学研究室(石浦菜岐佐教授)
スマートフォンや家電製品をもっと小さく、速く、省エネに!どうしたらできる!?現在のタブレット端末やスマートフォンには、10年前のスーパーコンピュータに匹敵する計算能力が備わっています。それを可能にしたのが「デジタル信号処理プロセッサ」です。コンピュータシステム工学研究室では、極めて限られた電力で高度な性能を達成するプロセッサの設計と、そのプログラミングについて研究しています。
システム・ソフトウェアの開発、組込みシステムの設計
データ工学研究室(猪口明博教授)
膨大かつ多様なデータの中に潜んでいる規則性や法則性を見つけ出せる!?計算機技術、ネットワーク技術、ストレージ技術の発展により、容易にデータを生成、転送、蓄積できる社会となり、日々、多様で大規模なデータが蓄積されています。データ工学研究室では、このような膨大なデータの中から人間にとって有用な知識を発見する技術「データマイニング」の研究に取り組んでいます。
データマイニング、データ工学
人工知能基礎研究室(高橋和子教授)
あれ?本当に?どうも、つじつまが合わないぞ?人のウソを見抜くには!?人間の知的活動をサポートするためには、コンピュータに人間のしていることをきちんと規則的な形で教えなければいけません。また、速く自動的に問題を解かせることも重要です。そのためにはどのような仕組みを与えればよいか、そのプログラムはどんな場合でも正しく動くことが保証されているのか、といった問題を追求します。
数理論理学に基づく知識情報処理
計算理論研究室(徳山豪教授)
なぜ解けるの?どうやったら上手に解けるの!? 「なぜ解けるの?どうやったら上手に解けるの?」という謎に挑戦して、計算の本質を追求します。人工知能、ビックデータ、Web サイエンス、金融工学というような社会で重要なテーマを、数理的なデータ分析手法を武器に解決していく研究室です。
社会の様々な課題や問題の解決するための効率的なアルゴリズムや面白い計算モデルの研究
シミュレーション工学研究室(西谷滋人教授)
長時間かけて実験せずに、物質の性質を原子・電子レベルから理解するには!?近年著しく発展している計算能力を駆使すれば、仮想的に「物質・材料」を開発する技術を確立することができます。シミュレーション工学研究室では、物質の結合を担う電子レベルの複雑な動きをコンピュータでシミュレーションできるようにする手法の開発に取り組み、それらを現実的な対象へと適用しています。
計算機支援による「物質・材料」設計