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AlertUSB for Windows


このソフトは USB メモリの抜き忘れを警告します。 公共施設などの不特定多数のユーザが使う端末で役立ちます。

USBメモリが刺さっていなければ、何もしません。 刺さっていると、ダイアログや BEEP 音で警告します。 CD/DVD も同様に検査します。


特徴

警告ダイアログ

ダウンロード

download で配布しています。

使い方

  1. zip を展開します。
  2. install-swt.bat を実行します。 (このバッチは Java 環境の 32/64bit を見分けて、必要な swt.jar をコピーします。)
  3. AlertUSB フォルダを C:\Program Files\AlertUSB に配置します。
  4. ログアウト時に、次のような動作をするようにします。
    • (方法1:単純)
      java -jar "C:\Program Files\AlertUSB\AlertUSB.jar" /check
      

    • (方法2:実行が高速)
      C:\Program Files\AlertUSB\checkUsbDvd.exe
      if ERRORLEVEL 1 java -jar "C:\Program Files\AlertUSB\AlertUSB.jar" /check
      

  5. 環境設定を行います。 AlertUSB.jar をダブルクリックで(つまりオプションなしで) 起動すると、下記のような設定画面になります。
    環境設定
    • BEEP 回路を鳴らすには、事前にドライバをインストールしておきます。
    • 専用ハードにはドライバは不要で、USB の HID として動作します。

ログオフ スクリプト

ログオフ時に実行して欲しいバッチを登録するのは、 グループ ポリシーを変更します。→ ユーザー ログオフ スクリプトを割り当てる (technet.microsoft.com) ただし、ダイアログが表示されないかもしれませんので、 更にグループ ポリシーの変更が必要かもしれません。→ 【Windows10】【vbs】ログオン時、ログオフ時に確認スクリプト【bat】


アップデート

インストールが済んでいると、バージョンアップには C:\Program Files\AlertUSB\update.bat をダブルクリックするだけでよいかもしれません。 ただし wget コマンドを利用しているので、Cygwin か Wget for Windows のどちらかが必要です。


検査ルーチンのカスタマイズ

検査ルーチンを別コマンドですませて、警告動作だけを行わせることができます。

java -jar C:\Program Files\AlertUSB\AlertUSB.jar /USB

と "/USB" オプションをつけると、メディアの存在確認を行わずに、 USB の警告動作だけを行います。 "/DVD" オプションは同様に DVD の警告のみ行います。


BEEP回路

これまでのマザーボード上には、BEEP音を鳴らす回路がついていました。 音量調節ができずに必ず鳴るので、警告音としては適していますが、 Win7 64bit 以降は(ひょっとしたら Vista 64bitも)、 Windows からはサポートされないハードウェアになってしまいました。 そこで I/O を直接操作するドライバ InpOut32 and InpOutx64 を利用しています。

もっとも、ノートパソコンではBEEP回路が省略されていることが多いので、 それでも鳴らない場合があります。 専用ハードの利用を検討ください。


専用ハード

別ページ で説明します。

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土村 展之(tutimura(a)kwansei.ac.jp) '(a)'は'@'に置き換えて
更新日 6/10 11:06, 2019