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学生による授業紹介

関西学院大学 理工学部 情報科学科では、どのような授業があり、どんなことを学んでいるのでしょうか?ここでは、本学科で開講されている授業について、実際に受講した学生から紹介してもらいます。

学生生活という限られた時間の中で何を学び、 何をすべきなのか、“考える”ことが大切なんです。

キャリアデザイン論 [ 1年次 春学期 開講 ]

産業界における情報技術の立ち位置や産業構造の変遷などを学ぶとともに、大学生活の4年間ですべきこと、その先の将来について考えさせられる授業でした。1年次のうちに、将来の見通しに基づいて“今学ぶべき内容”を考えることの大切さに気づけたので、その後の学生生活を有意義に過ごせています。また、就職活動や仕事で使える知識・考え方なども身につけることができました。

情報科学科の学びに必要なコンピュータの基礎知識をしっかり丁寧に学べるので、理解が深まりました。

コンピュータアーキテクチャ [ 1年次 秋学期 開講 ]

コンピュータの原理や内部構造、コンピュータが直接理解して実行できる“機械語”など、情報科学科で学ぶ上で欠かせない基礎知識を身につけられる授業です。授業の最後に取り組む演習で、重要なポイントをしっかり押さえることができます。また、いつも感想や質問を書いて提出するので、時間がないときでも気軽に質問でき、コンピュータへの理解が深まりました。

何気なく使っているインターネットも、仕組みが理解できるとますます楽しくなります。

ネットワーク [ 2年次 春学期 開講 ]

今日の生活に不可欠なものとなっているインターネット。この授業では、ネットワークに関する様々な技術について体系的に学べたので、いつも何気なく使っている機器の仕組みを理解することができました。また、ネットワークにアクセスするプログラムを作るという課題があり、実際にやりとりされるデータを自分で作ったという経験は、今に活きていると思います。

Javaというプログラミング言語を使えば、アニメーションやゲームだって作れるんです。

プログラミング実習 II [ 2年次 春学期 開講 ]

Javaというプログラミング言語を使って、グラフィックスを表示する方法などを学ぶ授業です。名前を表示する、画像を表示するといった簡単なプログラム作成から始めて、学期の後半ではアニメーションやゲームも作るようになります。
どんなグラフィックスを描こうか、どういう動きをさせようか、自分で考えてオリジナリティのある作品を作れるので、楽しみながら取り組めました。

人工知能を実現するためには何が必要なのか、
基礎知識から最新の動向まで興味深い内容でした。

知識情報処理 [ 3年次 春学期 開講 ]

人間のような知的な振る舞いをコンピュータにさせるためには、対象となる問題を計算機にわかる形で記述し、正確かつ高速に解答できるような仕組みを構築しなければなりません。この授業では、知識の表現方法や推論方式、計算機がかしこくなっていく仕組みなどの基本的なことを学びました。もともと人工知能に興味があったので、人工知能の基礎知識や最新動向、問題点などを学ぶことができて良かったと思います。

大量のデータには意外なパターンが隠れているかも。 それを見つけるのが、データ・マイニングの醍醐味です。

データ・マイニング実習 [ 3年次 秋学期 開講 ]

データ・マイニングとは、大量のデータから変数間の関係や特殊なパターンを探し出す技術です。授業では化粧品や野球、植物など様々なデータをコンピュータで解析しましたが、一番印象に残っているのは、髄膜炎という病気について実際の患者さんのデータを解析したこと。医学用語など知らない単語も数多く出てきましたが、その度に意味を自分で調べるという過程も面白いものでした。

情報セキュリティや暗号技術について、自分で調べた内容を 発表することで確かな知識が身につきました。

暗号と情報セキュリティ [ 3年次 秋学期 開講 ]

通信のプライバシーを守るために必要不可欠な“暗号技術”を中心に学びます。秘密にしたい情報がどのように守られるのか、暗号の数学的な原理について解説されます。また、暗号にとどまらない情報セキュリティの話題についても毎回課題が与えられ、自分で調べてきた内容を発表する機会も設けられていたので、理解が深まりました。