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研究センターについて

研究概要



情報通信およびインタフェースの技術革新、また,未曾有の高齢化や少子化という背景のもと、ヒトとartifact (ハード、ソフトに加え「こと」を含む人工物)のかかわりに関する学術的探求の重要性が今までにもまして高まっている。

本学では,スクールモットー「Mastery for Service」にのっとり,単なる技術追及ではなく,人間社会を豊かにするためにはどのようにすればよいのか,という視点に立脚した研究開発と人材教育を推し進めてきた。

本研究は,情報科学,認知・心理科学,さらには,デザイン科学の複合領域において,Human Media (人間のためのメディア)のあり方,評価,それを支える基礎的な技術開発に取り組むものである。


具体的には,本学情報科学科のメディア系研究グループが核となり,基礎情報系研究グループ,本学応用心理科学研究センター,さらには,筑波大学,Technical University of Eindhoven, The Nijmegen Institute for Cognition and Information, McGill University 等の内外の研究機関や,企業との共同研究チームを組織し,  (1) 「愉しみ」の創造につながる情報処理技術の開発,(2) 人間社会の豊かさに寄与する「愉しみ」の学術的解明・評価,(3) アミューズメント産業の礎となる「学」の創成に関する研究に取り組む。

本研究は,コンテンツの制作技術および評価技術を集積させるものである。心理・生理計測技術,もしくは,デザインスキルを有するIT系研究者の養成,コンテンツデザイナへの高度専門的技術教育,artifact の受託心理評価等の事業展開を通じた社会的貢献を目標としている。