情報科学・ICT(情報通信技術)というとコンピュータやネットワークの最先端技術をイメージされると思いますが、それらの仕組みを理解するには基礎知識が必要です。大学4年間における講義・実習で学ぶ情報科学の基礎や数学などをきちんと理解していなければ成果を上げることは難しいと、大学院で研究に取り組んでいる今、あらためて実感しています。もちろん、その前提として数学や英語など高校での学習内容も欠かせません。
そうした基本事項を存分に習得することができ、さらに情報科学における最前線の理論に触れつつ、システムやアプリケーションを開発する研究に応用していくのが、情報科学科の魅力。ここでの学びを通して、論理的にものごとを考えて問題を解決する姿勢が身についたと思います。