トップ カリキュラム・授業 認知情報処理実験



授業科目名 認知情報処理実験
  履修期   1単位   履修基準年度 3年
担当者 工藤 卓(KUDOH SUGURU)
授業目的 / Course Objectives
生体からの信号計測の基礎を簡単な脳波計測を例として実習する。また、電気・電子・計測系の業界でよく使われる開発言語LABVIEWを使ってシリアル通信を用いた計測器間通信を実習する。これらの実習内容を合わせて初歩のブレイン・コンピュータ・インターフェイスを構築し、レゴ・Mind Storm NXTで組んだロボットを脳波を用いて制御することを目標とする。実習を通して、生体計測技術、LABVIEWの基本、シリアル通信,文字コードなどのパソコンによる電子機器の制御技術の基礎を習得する。
到達目標 / Attainment Objectives

授業時間外の学習 (準備学習等について) / Study Required Outside of Class (Preparation etc.)
「認知情報処理」の並行履修が望ましい.
授業計画 / Class Overall Plan
第1回 ガイダンス、LabView入門
第2回 LabViewプログラミングの基本
第3回 LabViewでMindstormを制御する1
第4回 LabViewでMindstormを制御する2
第5回 LabViewでシリアル通信1
第6回 LabViewでシリアル通信2
第7回 LabViewで簡易型脳波計を制御する1
第8回 LabViewで簡易型脳波計を制御する2
第9回 LabViewで簡易型脳波計を制御する3
第10回 LabViewで簡易型脳波計を制御する4
第11回 LabViewで脳波を解析する
第12回 BCIを作るー脳波の測定と注目特徴量の策定
第13回 BCIを作るーヒント
第14回 BCIシステムの完成
教科書 / Textbook(s)
適宜配布されるプリント、あるいは電子ファイルにより講義を行う.
参考文献 References Books
1.LabVIEW 8プログラミングガイド グラフィカル言語によるPCベース計測とデータ解析 Robert H. Bishop 著 (著), 日本ナショナルインスツルメンツ(株) 監訳 (翻訳), 尾花健一郎 (翻訳), アスキーハイエンド書籍編集部
2.心理学のための事象関連電位ガイドブック 入戸野 宏 (著)
授業方法 / Method of Instruction
出席点(欠席の場合減点),課題提出,授業態度を総合的により採点を行う.
学生による授業評価の方法 / Course Evaluation by Students
必要に応じて適宜授業中に実施.
成績評価 / Evaluation Criteria/Method
出席、実験レポート、BCIシステムの作品を元に総合的に評価する.テストは行わない.
備考 / Note

検索キーワード / Keywords
BCI、LABVIEW、脳波測定、生体信号、シリアル通信


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