授業科目名 | 分子生命情報学 |
履修期 春 2単位 履修基準年度 2年 | |
担当者 | 岡田 孝(OKADA TAKASHI) , 金谷 重彦(KANAYA SHIGEHIKO) |
授業目的 / Course Objectives |
本講義では,情報科学を専攻する学生諸君に,生命・医療や分子の世界で情報技術がどのように使われているかを紹介する.分子生物学の基礎知識を講義するとともに,発現したRNAを対象とした多変量解析や化学構造を対象とした情報技術の応用例を紹介する. |
到達目標 / Attainment Objectives |
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授業時間外の学習 (準備学習等について) / Study Required Outside of Class (Preparation etc.) |
他科目の先習は必要ない.ただし,講義を理解するためには旺盛な好奇心が必須である. |
授業計画 / Class Overall Plan |
(1) 生命とは!生命の理論を求めて!情報,エントロピー
(2) 分子生物学の基礎 (3) 配列解析の基礎 (4) トランスクリプトーム,相関係数 (5) トランスクリプトーム,様々な応用,教師なし学習 (6) トランスクリプトーム,主成分分析 (7) トランスクリプトーム,BL-SOM,その他の話題 (8) 分子構造の基礎 (9) 分子グラフ,データベースとユニーク名称 (10) 分子グラフ,部分構造の検索 (11) 砂糖はなぜ甘い (12) 新薬研究開発とコンピュータ (13) データマイニングで医薬の特徴を探る (14) まとめ |
教科書 / Textbook(s) |
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参考文献 References Books |
References Books シュレーディンガー著、岡・鎮目訳『生命とは何か』(岩波文庫).
J.C.Setubal, J.Meidanis著、五条堀孝監訳『分子生物学のためのバイオインフォマテッィクス入門』(共立出版、2001). Gasteiger著,船津他訳,『ケモインフォマティックス』(丸善、2005). |
授業方法 / Method of Instruction |
通常の講義形式で実施する.前半7回を金谷が,後半7回を岡田が講義する. |
学生による授業評価の方法 / Course Evaluation by Students |
授業中実施 |
成績評価 / Evaluation Criteria/Method |
定期試験(Final examination)/平常リポート(Ordinary paper)
主として定期試験の成績により評価するが,レポートと出席を含む普段の学習状況を加味する. |
備考 / Note |
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検索キーワード / Keywords |
生命/分子/医療/コンピュータ/医薬 |