トップ カリキュラム・授業 サイバー社会入門



授業科目名 サイバー社会入門
  履修期   2単位   履修基準年度 1年
授業目的 / Course Objectives
インターネットや、さまざまなモバイル・メディアの普及により、現代の社会は高度情報(化)社会とも言われる。その社会の変容に伴い、私たちのライフスタイルや価値観も大きく変わりつつある。特にインターネットを媒介として新たな現象が数多く生み出されているが、それが既存の価値観や法体系との間に摩擦をつくりだし問題化されることもあれば、ときにそれが社会を変革するにまで至るような状況が見られる。
本講義では、近年めまぐるしく移り変わっているメディア状況とそれに伴う社会の変容に焦点を当て、それらを社会学的な視点に基づいて捉えることを目的とする。
到達目標 / Attainment Objectives

授業時間外の学習 (準備学習等について) / Study Required Outside of Class (Preparation etc.)
講義のテーマ上、新聞・テレビやインターネットのニュースサイトを通じて時事問題について知識を得ていることが望ましい。
授業計画 / Class Overall Plan
第1回 イントロダクション
第2回 メディアと情報
第3回 電子コミュニティと情報縁
第4回 匿名/顕名/実名?の電子コミュニティ
第5回 情報産業論(1)お布施の論理
第6回 情報産業論(2)メディア産業のビジネスモデル
第7回 「ハッカー倫理」とネット社会の精神(1)Infomation want to be free
第8回 「ハッカー倫理」とネット社会の精神(2)サイバーリバタリアニズム
第9回 日本の情報政策の変容(1)ソフトパワーの浮上
第10回 日本の情報政策の変容(2)「クリエイティブ産業」の可能性と課題
第11回 検索社会の光と影(1)検索産業のビジネスモデル
第12回 検索社会の光と影(2)ビッグデータ
第13回 「ソーシャル化」される社会(1)ネット→現実
第14回 「ソーシャル化」される社会(2)現実→ネット
第15回 まとめ
教科書 / Textbook(s)

参考文献 References Books
講義中、必要に応じて適宜指示する。 
授業方法 / Method of Instruction
・講義形式の授業を行う。
・パワーポイントを用いる。
・図版・映像資料などを用いる。
学生による授業評価の方法 / Course Evaluation by Students
授業中に実施する。
成績評価 / Evaluation Criteria/Method
期末試験による評価を基本(100%)とする。講義内で配布するコメントペーパーに基づく点数加算もある。
備考 / Note

検索キーワード / Keywords
電子コミュニティ、情報縁、CMC、スマートモブズ、フラッシュモブズ、祭り、炎上、サイバーカスケード、コミュニティ・オブ・インタレスト、アーキテクチャ、アニメ聖地巡礼、ソーシャルメディア、ビッグデータ、ソフトパワー、クリエイティブ産業


ページトップへ ▲