トップ カリキュラム・授業 環境学



授業科目名 環境学
  履修期   2単位   履修基準年度 1年
授業目的 / Course Objectives
今世紀、環境保護は、大きな社会問題として単に学術的レベルにとどまらず、実践を持って積極的にこれに取り込み、早急で妥当な施策が求められるステージにある。地球規模での環境保護を達成するための自然科学者が提起するキーワードは何か。この問題につき、この分野に精通する数名の教員がその具体的課題と解決策について述べる。
到達目標 / Attainment Objectives
1.有機/無機の化学物質と環境問題について論じることができるようになること.
2.地球上における物質の循環について論じることができるようになること.
3.光のエネルギーの収支について論じることができるようになること.
4.放射線の人体に対する影響や,原子力発電についてのメリットデメリットを論じられるようになること.
5.以上の項目を通して,地球市民として科学政策に対して評価ができるようになること.
授業時間外の学習 (準備学習等について) / Study Required Outside of Class (Preparation etc.)
高校程度の化学、物理の知識が多少必要になる場合がある。履修しなかった者は、自力で知識を補完する努力が求められる。
授業計画 / Class Overall Plan
1.イントロダクションおよび放射線と原子の構造(阪上)
2.無機化学的地球ー1(地球の気圏について)(御厨)
   ー気圏を構成する成分,温暖化とオゾン層破壊ー
3.無機化学的地球ー2(地球の地圏について)(御厨)
   ー岩石の成分と元素の分布や存在形態ー
4.無機化学的地球ー3(地球の水圏について)(御厨)
   ー水の構造と性質と地球環境ー
5.農薬と食糧問題と環境−その入門(田辺)
6.農薬と食糧問題と環境−その課題(田辺)
7.先発薬とジェネリック薬(田辺)
8.光エネルギーと地球ー1(玉井)
   ー光の吸収とオゾン層破壊ー
9.光エネルギーと地球ー2(玉井)
   ー光触媒,酸化チタンー
10.光エネルギーと地球ー3(玉井)
   ー環境触媒ー
11.原子力発電の原理と現状(阪上)
12.原子力発電の問題点と対策(阪上)
13.省エネルギー技術と物理(阪上)
14.持続可能なエネルギー源(阪上)
教科書 / Textbook(s)

参考文献 References Books
必要であれば,各担当者が講義中に紹介する.
授業方法 / Method of Instruction
4名の教員がオムニバス講義で行う.
学生による授業評価の方法 / Course Evaluation by Students
授業中実施
成績評価 / Evaluation Criteria/Method
出席・各回試験・レポート・定期試験を適宜行い総合的に判断する.
備考 / Note

検索キーワード / Keywords
食料問題,地球温暖化,オゾン層破壊,放射線による障害 有機化学,農薬,創薬 無機化学,気圏,温暖化ガス,オゾン,地圏,岩石,水圏,水 物理化学,光,光触媒,環境触媒,酸化チタン 放射線,同位体,原子力発電,高エネルギー廃棄物, 太陽光発電,風力発電,地熱発電


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