オーガナイザ: 片寄晴弘(関西学院大学)
メンバーエリア
- 概要
- 非言語メディアは本質的に曖昧かつ主観的な記述でしか表現できないという性質があります。このような背景のもと,これまで,音楽,絵画,造形,モーションといった非言語メディアのデザイン支援の研究は,人工知能とあまり関連付けることなく,また互いにも関連付けることなく,進展してきました。しかしながら,非言語メディアのデザイン支援の研究事例を俯瞰してみると意外にも共通点が多いことに気付きます。例えば,デザイン対象である非言語メディアの表現・記述の階層構造,既に存在するコンテンツをいずれかのレベルで再利用して,新しいコンテンツを生成する方法論,デザインプロセスにおける創造性支援などが共通点として上げられます。本チャレンジでは,特に,「事例」の再利用・転写に焦点を当てて,非言語メディアのデザイン支援,評価基盤に取り組むものとします。メディアを越えた共通の方法論の探求,また,逆に,相違点が明らかにしていくことで,非言語メディアコンテンツ制作ニーズに応えていきたいと考えています。おかげさまで今年度で5カ年目のサバイバルを迎えることができました。この間,発展的に研究を進めることができました。感謝申し上げます。
- 参考資料
非言語メディアのデザイン支援に向けて(人工知能学会学会誌 論文 2005年2月号)
2007年度プログラム
2006年度プログラム
2005年度プログラム
2004年度プログラム
2003年度プログラム
- 提案者のアピール
- 提案者らは、音楽、絵画、造形、モーションなどの領域において、それぞれ個別に,デザインに関する研究を実施してきました。対象は異なりますが,デザインの支援に形を考えていく上で,共通する問題意識を持ちあわせていることに気付きました。以下に、代表的な取り組みを示します。
- 音楽
- 絵画
- 工芸
- テクスチャ 宮田 一乘(北陸先端科学技術大学院大学)
- 造形
- モーション
- 評価基盤