書式を指定することで,必要な情報を見やすく表示できる.以下では整数変数IIと実数変数FFの出力を例にしている.
write(*,*) II, FF write(6,*) 'ANSWER', II,'=', FF write(6,101) 'ANSWER', II,'=', FF 101 format(A,I2,A,F10.5) write(6,102) II, FF 102 format('ANSWER',I2,'=',F10.5)4つのwrite文がある.101や102は書式指定のラベル.重複しなければ何でもよい.プログラム作成の初期段階やバグ取りの最中は書式指定のないwrite(*,*)で書くのが便利.しかし,すぐに何を出力しているか忘れるので,いったん正しい答えを得たなら書式つき出力文を用いよ.
F10.5は10桁のマスに小数点以下5桁で表示,
1234567890 4.213143F10.5はF10.5を3列表示.
A | Alphanumeric(アルファベットと数字) | A [ c] |
I | Integer(整数) | I c [.m] |
F | Fixed Point(固定小数点) | Fc.d |
E | Floating Point(浮動小数点) | Ec.d |
X | Blank(空白) | cX |