学部生向け研究室案内 (For Undergraduates)


高橋 和子研究室 (数理論理学に基づく知識情報処理)

研究室案内(2024年11月6日掲載)

レコーディング画面は こちら (映像開始後0:40秒ぐらいから紹介が始まります)

一言で言うと,「かしこいコンピュータ」をつくるための基礎研究をやっています.
生成AI分野で一般に使われるニューラルネットによるアプローチではなく, 記号処理による人工知能(symbolic AI)によるアプローチです. symbolic AI では代数や論理をベースとした知識の表現,推論を行うので, 結果を得るまでの過程やその根拠などが明確に示され, 与えた条件を満たせばどんな場合でも間違いなく正しい結果が得られることが保証されます.
現在の具体的な研究テーマは大きく分けて以下の3つですが, これ以外のものも拒絶するわけではなく,希望があれば相談にのります.

卒業研究

前半は知識情報処理の話題をとりあげた文献や計算科学の教科書的文献などを読み, 基礎知識を身につける. さらに,論文の書き方,発表方法についても学ぶ. 後半は各自テーマを定めてテーマに関連した最近の論文や解説記事を取り上げ理解を深めるとともに, システム設計,プログラミング,実験評価,証明等を行う.

領域実習A/B

1) 数理パズル. 2) 研究室のテーマ紹介およびそれに関係する議論や簡単な演習. 3) 文書編集システム LaTeX 演習. 受講者の能力と希望に応じて卒研生や院生のゼミの聴講や議論への参加, Linux 入門も考慮する. 数理論理学, 離散数理, 知識情報処理,知識情報処理実習の履修を推奨する.

配属を検討している人へ


Last Updated on Novermber 6, 2024. Kazuko TAKAHASHI