• 概要

    本研究では, 重み付き双極議論フレームワーク (WBAF) を用いて議論の発言 がどれほど納得されているのかを求める評価値計算方式を提案する. WBAF は重みをつけた論証とそれらの関係を使って議論におけるやりとりの構造を 明確化した表現方法である. ここでは独自の WBAF を提案し, その上で指定 された論証の評価値を計算する方式を示す. この方式を実際の議論に適用し, この方式が有用であること, および, 人間の直観に合うものであることを例示 する. これによって複雑な議論の構造を理解したり自分の意見を納得させる ための戦略が立てやすくなる
  • 発表論文

    "重み付き双極議論フレームワーク上の評価値計算と応用," 情報処理学会第84回全国大会, March, 2022. "Hybrid Reasoning Using Weighted Bipolar Argumentation Framework for Legal Simulation," 23th International Workshop on Juris-informatics (JURISIN2021), pp.68-81, November, 2021. "Set-support をもつ重み付き双極議論フレームワーク上の評価値計算," 人工知能学会研究会資料, SIG-FPAI-117, pp.8-13, September, 2021. "重み付き双極議論フレームワークにおける論証の信頼性について," 情報処理学会第83回全国大会, March, 2021.