関西学院大学理工学部情報科学科
片寄研究室 



1993〜1999

ジェスチャーゲーム

 (財)イメージ情報科学研究所,和歌山大学,大阪大学を通じて,開発/制作を行っています.

TFP (Two Finger Piano)

 2本指で,テンポ(拍),強弱の制御を行う演奏システム.拍以下のテンポや,メロディと伴奏部の音量比を記述したデータを用いることも出来る.音楽表現の体験の他,さまざまな楽器の演奏という意味での教師の支援にも利用される.DigitEye(3D画像センサ)との併用による指揮システムとしての使用も可能である.
格闘ゲーム
1999
 DigitEye3D(3D画像センサ)を利用した格闘ゲーム.
ジェスチャー演奏システム
1998
 DigitEye3Dを用い,水平方向で音の高さ,鉛直方向で,音の大きさ,奥行き方向で音の出現頻度を制御する.音の高さに関しては,ブルースや四七抜き音階など好みのものを選ぶことが出来る.BGMを流しながら,ソロを演奏することも可能である.音楽的な知識や経験がなくても,イメージで音楽を演奏できるインタフェースとして,子供からお年寄りまで楽しむことができるシステムである
VSG (Voice Shooting Game)
1996
 歌唱(歌声)を用いたシューティングゲーム.ゲームの他,調子外れ(音痴)の指導,邦楽などの微妙な表現の学習,言語療法における応用ができる.伴奏データを合せ持った追従型カラオケシステムモードがある.

センサ


movie (mpg) movie (召喚) movie (バトル)
ARMS(カード型AR ゲーム)
今西和彦 (和歌山大学修士研究 2002)

 Augumented Reality を用いてカード型ゲームを実現している.腕に装着した装具(バーコードリーダー付)を用いてカードを識別し,また,装具の3次元位置のトラッキングを行い,実映像とCG画像を合成し,プレイヤーに提示する.腕の動作でコマンドを発行する.
DigitEye3D
(財)イメージ情報科学研究所

 パーソナルユースのモーションキャプチャセンサである.CCDカメラ上での光量(面積)による距離情報の取得,同ビデオ同期信号に基づいた発光点制御による部位の特定,により極めて安価な構成を実現している.計測対象は身体に限られるものではなく,広範囲の応用が考えられる.(株)KRIにおいてセンサおよびアプリケーションを製作中.
ATOM8(小型姿勢センサ)
(財)イメージ情報科学研究所

身体に装着することで特定の部分の動きを計測する汎用性をもった小型姿勢計測センサ.トランスデューサ(センサ)を8個まで直接接続することが可能.頭部の回転や傾き,関節の角度を256段階の精度で検出し,パーソナルコンピュータへデータを有線または無線で送信する.