表情に関するパラメータの設定法 「iFP」では、ユーザと演奏表情テンプレートの、それぞれの演奏意図の反映する度合いを、パラメータごとに設定します。 各スライダの値 ユーザと演奏表情テンプレートの、それぞれの演奏意図の反映する度合いを、スライダによって入力する際、上限と下限の値を設定します 「iFP」メニューから「Effect」を選択し、「Expression」をクリックします。表示された「“Expression”パネル」で行います。 「range」の「“upper”ポップアップ」で上限、「“lower”ポップアップ」で下限の、それぞれの値を百分率で選択します。 テンポ ユーザの拍打によって与えられたテンポと、演奏表情テンプレートに記述されたテンポとの、それぞれの反映する度合いを設定します。 「iFP」メニューから「Effect」を選択し、「Expression」をクリックします。表示された「“Expression”パネル」で行います 「tempo」の「“system”スライダ」でシステム、「“user”スライダ」でユーザの、それぞれの反映する度合い値を設定します。 「tempo」の「beat」で、「user」がテンポを与える際に参考にする拍打の数を設定します。 音量 ユーザの拍打によって与えられた拍の音量と、演奏表情テンプレートに記述された拍に含まれる各音符の音量の平均との、それぞれの反映する度合いを設定します。 「iFP」メニューから「Effect」を選択し、「Expression」をクリックします。表示された「“Expression”パネル」で行います 「velocity」の「“system”スライダ」でシステム、「“user”スライダ」でユーザの、それぞれの反映する度合い値を設定します。 拍内表情 ユーザの拍打では表現できない、各音符の拍の平均音量からのズレと、発音時間と消音時間のズレを再現する度合いを設定します。 「iFP」メニューから「Effect」を選択し、「Expression」をクリックします。表示された「“Expression”パネル」で行います 「deviation」の「“timing”スライダ」で、発音時間と消音時間のズレを再現する度合いを設定します。 「deviation」の「“velosity”スライダ」で、各音符の拍の平均音量からのズレを再現する度合いを設定します。 予測項（加速度） ユーザの拍打から、テンポと音量の、それぞれの加速度を測定しています。この反映する度合いを設定します。 「iFP」メニューから「Effect」を選択し、「Expression」をクリックします。表示された「“Expression”パネル」で行います 「acceleration」の「“user - tempo”スライダ」で、テンポの加速度を反映する度合いを設定します。 「acceleration」の「“user - velosity”スライダ」で、音量の加速度を反映する度合いを設定します。 モーフィングの方法 「iFP」で異なった演奏表情テンプレート間のモーフィングを行うには、２つの演奏表情テンプレートを開いた後、再生ボタンを押します。 上記の表情に関するパラメータと同様のパラメータごとに、モーフィングを行うことができます。 各スライダの値 「Open」で開いた演奏表情テンプレートファイル（File 1）と、「Open2」で開いた演奏表情テンプレートファイル（File 2）との、モーフィングの度合いを、スライダによって入力する際、File 1 と File 2 の値を設定します 「iFP」メニューから「Effect」を選択し、「Morphing」をクリックします。表示された「“Morphing”パネル」で行います。 「file」の「“file 1”ポップアップ」で file 1、「“file 2”ポップアップ」で file 2 の、それぞれの値を百分率で選択します。 優先されるファイル File 1 と、File 2 で、ペダルと装飾音（片方のファイルにしかない音）を優先して再生するファイルを決定します。 「iFP」メニューから「Effect」を選択し、「Morphing」をクリックします。表示された「“Morphing”パネル」で行います。 「file」の「main」で装飾音、「pedal」でペダルの、それぞれ優先して再生を行いたいファイルのラジオボタンを選択します。 まとめてモーフィング File 1 と、File 2 で、ペダルと装飾音（片方のファイルにしかない音）を優先して再生するファイルを決定します。 「iFP」メニューから「Effect」を選択し、「Morphing」をクリックします。表示された「“Morphing”パネル」上で、まとめてモーフィングを行いたいパラメータのチェックボタンをチェックします。 「“all morphing”スライダ」でモーフィングを行います。 装飾音、ペダルの、それぞれ優先して再生を行いたいファイルのラジオボタンは、「“all morphing”スライダ」が中間位置をまたいだ際、変更されます。