オープンラボのお知らせ高校生・予備校生の皆さんの中には,大学でどのような授業が行われているか興味があるものの,その様子に触れる機会がほとんど無いという人が多いと思います. 関西学院大学 理工学部では,8月2日(月)に「オープン・ラボ」を開催し,講義や演習,実験などを通して,大学での教育・研究に触れてもらう機会を設けます. 特に情報科学科では,以下のような企画を用意して,情報科学の入門から最前線までを体験してもらう予定です.昨年度の模様はこちらです. 内容
関西学院大学の受験を考えている人はもちろん,コンピュータになんとなく興味のある人まで,多くの皆さんを歓迎します.お気軽にご参加下さい. 日時
研究紹介「コンピュータの仕組み」「電子頭脳」というと非常に複雑そうに思えるが,コンピュータの計算の原理は非常に単純だ.というか,コンピュータにはとても単純なことしかできない. 足し算引き算も,実は学校で習う筆算と同じ原理で行われている. コンピュータグラフィックスの処理はかけ算と足し算の繰り返しで行われている.この講義では,コンピュータの仕組みとともに,いろいろな情報処理技術について簡単に紹介する. 「はじめてのCG(コンピュータ・グラフィックス)」映画やアニメでおなじみの3DCGは,学術研究や工業デザインでも大活躍しています.CGの基礎となるモデリングやアニメーションの考え方を紹介して,CGソフトを使った映像制作を体験します. 「擬人化キャラクタを用いたインターネットインターフェース」コンピュータのディスプレイ上に登場する複数のキャラクタと会話しながらインターネット情報検索を行うシステムの紹介とデモを行います. 「画像を言葉で,言葉を画像で表す」赤ん坊の写真を見せると「可愛いですね.坊ちゃんですか?」と尋ねたり,屋外のカメラが見慣れぬ人影が映ると「門のところに不審者が」と警告してくれたりすれば,いいですね.また逆に,想い出をつづると,それを映像化してくれるのもいいですね.このような技術は現在どの辺りまで進み,今後どうなりそうなのかをお話します. 「コンピュータによる新しい材料の設計・開発」コンピュータと頭脳をフルに回転させて,未来の電子機器の基盤となる新しい材料を設計・開発するのが私達の研究室の使命です.目には見えない原子を自由自在にコントロールして,次々と新しい材料を設計しています.その超ミクロな世界をコンピュータで創り出し,未来を賭けた研究を紹介します! 「コンピュータのかしこさを引き出すには?」将棋やオセロなどのボードゲームは規則が単純でゲームの進行にバリエーションが多く,コンピュータの得意とする分野です.かしこいコンピュータづくりへ向けて,ボードゲームのプログラミングを通してどんなことができるのかについて解説します. |