巳波研究室の高山祐紀さん(M2)が仁田記念賞を受賞しました.
仁田記念賞とは,関西学院大学理学部の初代学部長である仁田勇先生を記念した名誉ある賞であり,学会発表や論文などによって優れた研究成果が認められた大学院生に対して与えられるものです.
受賞研究題目は,
「劣通信環境における情報伝達遅延を考慮した避難誘導法に関する研究」
です.
巳波研究室の高山祐紀さん(M2)が仁田記念賞を受賞しました.
仁田記念賞とは,関西学院大学理学部の初代学部長である仁田勇先生を記念した名誉ある賞であり,学会発表や論文などによって優れた研究成果が認められた大学院生に対して与えられるものです.
受賞研究題目は,
「劣通信環境における情報伝達遅延を考慮した避難誘導法に関する研究」
です.
巳波弘佳教授,長田典子教授,古屋晋一氏は,日本オペレーションズ・リサーチ学会から,2014年8月28日に事例研究賞を受賞しました.受賞論文は、「ピアノ演奏コンピュータグラフィクス制作技術」でした.
本 研究は,ピアノ演奏コンピュータグラフィクス制作に必要な技術課題を解決するために,最適化問題としての定式化と効率的なアルゴリズムの設計というアプ ローチが大変有効であることを示したものです.また,これらの成果は実際にテレビアニメ「のだめカンタービレ(巴里編,フィナーレ編)」の制作にも適用さ れて大きな成功を収めました.
本研究の貢献は,CGや音楽といった分野においてもオペレーションズ・リサーチの有効性を示したものであり,オペレーションズ・リサーチの優れた適用事例に関する研究として,事例研究賞を受賞しました.
オペレーションズ・リサーチ学会 事例研究賞: https://www.orsj.or.jp/whatisor/award4.html
関西学院大学研究推進社会連携機構ニュース: https://orion.konishi-p.co.jp/kwansei/top/?m=NewsD&cat=0
関西学院大学理工学部ニュース: https://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/ja/modules/news2/article.php?storyid=225
国際会議IEEE COMPSACでBest Paper Awardを受賞
2014年7月21~25日にスウェーデンのヴェステロースで開催された国際会議「The 38th Annual International Computers, Software & Applications Conference (IEEE COMPSAC2014)」において、巳波弘佳教授(理工学部情報科学科)と元博士研究員の藤原明広氏(現在 福井工業大学 准教授)による論文「“Homesick Levy Walk: A Mobility Model having Ichi-go Ichi-e and Scale-Free Properties of Human Encounters”」がBest Paper Awardを受賞しました.
本論文は,人間同士の遭遇頻度に関する観測から得られた統計則と,それを説明する数理モデルに関するものです.
この研究成果はソーシャルネットワークの形成メカニズムの解明につながるだけでなく,Bluetoothなど近距離無線通信機能を持ったスマートフォン同士の直接的な通信を利用した災害時の通信方式の効率化などへの応用にもつながります.
COMPSAC2014:https://www.computer.org/portal/web/COMPSAC-2014
関西学院大学ニュース: https://www.kwansei.ac.jp/news/2014/news_20140807_009584.html
関西学院大学研究推進社会連携機構ニュース: https://orion.konishi-p.co.jp/kwansei/top/?m=NewsD&cat=0
関西学院大学理工学部ニュース: https://sci-tech.ksc.kwansei.ac.jp/ja/modules/news2/article.php?storyid=221
2010年3月8日~2010年3月12日にかけて,東京大学本郷キャンパスにおいて情報処理学会第72回全国大会が開催されました.
本大会において,中園 ”効率的な地図構築のための群ロボット探索戦略”が学生奨励賞を受賞しました.
CSTソリューションズコンペティション2010において,巳波研究室M2の上埜翔平さん・藤村武史さん,B3の辻広志さんのチームがフロンティア賞を受賞しました.
このコンペティションは,マルチーカーエレベータという,一つのシャフト内に複数のかごがあるエレベータの運行制御の方法を考案し,
その性能を競うものです.かご同士の衝突が起きないようにしながら,利用者の待ち時間をできるだけ小さくすることが目的です.
上埜・藤村・辻チームの作成したアルゴリズムは,参加チームの中で非常に効率的であったため,フロンティア賞を受賞しました.
国際会議IEEE INCoS2011のBest Paper Awardに,藤原・小野・巳波の論文
“Optimal Forwarding Criterion of Utility-based Routing Under Sequential Encounters for Delay Tolerant Networks”
が選ばれた.
ITS Japanが主催する「人と物の移動に役立つITS防災アプリアワード」において,理工学部の巳波弘佳教授と藤原明広博士研究員が開発した「すれちがい通信を利用したリアルタイム災害避難ナビ」が企画賞を受賞した.
「すれちがい通信を利用したリアルタイム災害避難ナビ」は,広域の通信網が断たれるような大規模災害時においても,携帯端末のBluetooth通信を利 用して最適な避難経路を自動的に発見して誘導するもの.収集した情報を避難場所で集約することで,安否確認や救助計画等に再利用することも考えている.
巳波弘佳研究室は将来起こりうる災害に備え,被害を最小化するための様々な技術の研究開発を進めている.
理工学部・巳波弘佳教授が,下記の論文に対して,電子情報通信学会の通信ソサイエティ論文賞を受賞した.
鶴,内田,滝根,永田,松田,巳波,山村, 「DTN 技術の現状と展望」
巳波研究室では,DTN (Delay Tolerant Networking)技術の研究開発を重要な研究テーマの一つとして進めてい.本論文は「DTN 技術の現状と展望」をテーマに,広域の通信網が断たれるような大規模災害時など,劣悪な通信環境においても可能な限り情報の伝達を行うための通信技術であ るDTNに関するものである.
巳波研3年生の中城さん・松井さん・松尾さん・棟近さん・山村さんのチームが,オージス総研Change the habitコンテストで準優勝を受賞しました.