Word-II

codeのcolor化

processingのeditorでは,codeがぞれぞれの役割に応じてカラー化(colorizeとかhilite表示と呼ばれる)されている.これによってコードの可読性を高めている.MS-Wordでもこのようなカラー化してレポートを仕上げることができる.ここでは,htmlというフォーマットで保存して,それをMS-Wordに貼付ける方法を紹介する.

  1. colorizerを開く
    1. javaを選ぶ
    2. codeをcopy&paste
    3. colorizeを実行
  2. styleを埋め込んでファイル保存,
    • Colorized source code (stand-alone HTML page)
  3. MS-Word側で[挿入]->[オブジェクト]->[ファイルからテキスト]を選ぶ

あるいは,

  1. Colorizeしたcodeをcopyして,
  2. MS-Word書類の挿入箇所で右クリックして,貼り付けのオプション(元の書式を保持)で貼り付け.

書式の登録

単に挿入しただけでは,行間が空いた間の抜けた印象がある.フォントの調整を行う.

  • 挿入箇所を選択
  • [ホーム]タブからフォントを入れる.あるいは右クリックでフォントを選んで.『Courier New 8ポイント』がおすすめ
  • 右クリックで「段落」を選んで,「インデントと行間隔」タブで,「行間」を固定値に,「間隔」を9ptにする

また,表形式にして二つのプログラムを比較するような表示もコード理解には便利.

windowのcapture

プログラミングのレポートにおいては,webやwindowの状態を写真にとるように保存しておくことがよくおこなわれる.このような作業をwindowのcaptureと称する.標準的なやり方を紹介する.

windowのcapture2(瀬尾さん作)

  1. "PrintScreen"ボタンを押す → 現在アクティブになっているウインドウの画像がコピーされる
  2. "アクセサリ"内の"ペイント"を起動
  3. "貼り付け"ボタンを押す → 1でコピーされたウインドウが貼り付けられる
  4. 必要に応じてトリミングで画像を切り取り
  5. "保存"ボタンを押して画像として保存

キャプション

表や図を解説する文章をキャプション(caption)と言う.キャプションにはいくつかの掟がある.

  • 図は図で,表は表で連続した番号を振る.
  • ピリオドで終わる文章を書く.
  • 図のキャプションは,下に配置.
  • 表のキャプションは,上に配置.

正式な論文では,「下の図において」とはせずに,「図3において」のように番号で引く.これは,文章が移動した場合に,上下が逆転する可能性があるから.「次の図」も同様にアウト.

Last modified:2017/07/07 18:09:43
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References:[CompAInfo] [CompAInfo15] [CompAInfo19] [FirstYearEducation14]