MaplePairQuestionaire14

Acquire/Participation Metaphor(AM/PM)参考資料

  1. "アクティブラーニングにおけるチーム評価の導入"RIMS13.pdf
    • 西谷滋人,RIMS研究集会「数学ソフトウェアと教育 −数学ソフトウェアの効果的利用に関する研究−」,

試験結果まとめグラフ

最終個別試験結果
ScoreDistrib12-14-2.png
ペアー個別試験相関マップ
12年度13年度14年度
Pair-Solo12-2.pngPair-Solo13-2.pngPair-Solo14-2.png

ペアでの取り組みと,がんばり具合についてお聞きします.

項目201220132014
ペアだったので,他の科目よりもがんばった.202923
ペアとは関係なしに,他の科目よりもがんばった.513
他の科目とかわらなかった.11411
ペアに頼って,他の科目よりもがんばらなかった.101

演習時間以外の取り組みについてお聞きします(複数選択可).

項目201220132014
演習時間以外でペアで課題に取り組んだ.81516
演習時間以外でペアで試験対策をおこなった.91414
演習時間以外でペアと,Mapleについて話をした.161714
演習時間以外では具体的な取り組みはしなかった.849

演習の全体的な感想を聞かせてください.

項目201220132014
この演習は,とても楽しめた.332428
この演習は,他と変わらなかった.3106
この演習は,他よりもつまらなかった.001
あまり感想はない.103

演習のペア評価の根幹をなす新しい学習感であるParticipation metaphor(参加型学習)について理解しているところを記せ.

独自回答

  • ペアでの試験、授業への取り組みなど.西谷教授の授業で多く見られると思います
  • 学習のすることの意味や責任を個人で完結させずに他人と共有することで、学習意欲のなさを人のためにという社会的な義務感と共同作業をする楽しさで上書きしてしまおうというも。
  • 自分がわからない問題はペアの人に教えてもらうことができ、教えた側もより理解度が高くなるので、お互いを高めあうことができる。
  • 学習者ひとりひとがそれぞれ異なる知識など生かす学習方法。ペアで1つの問題に取り組むことで、互いの知識を生かし話し合いにより理解を深める。
  • ペア試験ではお互いの成績関係するので責任感は生まれるがそれと同時にペアを頼ってしまう人もでてくるので何らかの条件をつけたほうがよくなると思う。
  • 自分自身の学習に対し、ペア制度を導入することによって、自分自身に責任感が芽生え、ペアのために学習しなければならないといった好循環が生まれると私は考える。その一方で、ペアがやってくれるから、学習しない生徒も現れてしまう、そして結果として、個別試験の際に点数が取れないといった悪循環が生まれることも考えられる。これらのことから、この好循環と悪循環の兼ね合いが肝心になってくるのではないかと考える。
  • ペアでやるほうが理解が深まることがある。
  • 解く過程をいっしょに考えることができ新しい見方が得られる。自分の考えをペアに話す必要があるので考えを言葉にできる力がつけれる。
  • この演習のペア試験は授業を聞いているだけでなく、実際に自分で入力や実行することによってより深く理解ができる。わからないことがあったら自由に聞いてよいので効率がよい。ペアにすることによって他人に迷惑を掛けれないのでやらなくてはいけないという意識になる。
  • ペアで演習することでお互いが成長できました。一人ではないので自分の思った通りに授業が進められないものありました。
  • 友達とやることによって自分ひとりではわからなかったところも友達と相談しながらやることができた。
  • ペアで点数を共有するとなると点数の責任が自分のみにならないため、相手のためにも良い点数をとろうと努力できたため良いと思った。
  • 自分から積極的に他人とコミュニケーションをはかり、お互いに理解を深め合う。
  • 好きなもの同士でペアを組み、連帯責任でテストを受けることによりテストへの意欲が出るようにする。
  • 相方に迷惑をかけないようにしたいという気持ちが学習への意欲へ変わっていると理解しています
  • ペア試験のもたらす影響はさまざまあると感じる。自分はこの方式には賛成している。
  • 楽しく問題に取り組むことができる。また、協力しあうことによる、信頼関係やコミュニケーションをとることができる。
  • ペアで評価されるのであい方に迷惑をかけないようにといつもより勉強をがんばることができる。
  • ペアで実習を取り組むことによってお互いが助け合うことをしなければならない。そうしなければ自動的に成績が下がる。
  • わからないところを教えあってお互いの知識を増やすことができると思います。責任が伴うので、普段まったく勉強しない人も相手のために勉強しようとします。
  • 獲得型学習は教わったとおりの回答を求められるが、参加型学習は定められた答えがひとつとは限らず、自発的に問題に対する答えを導かなければならない。その点で他人に頼らず自分から学んでいける自己学習法を獲得することのできるものであると考えている。
  • 参加型学習とは学習者が積極的に学習に参加することである。ペア制度にしてペアに教えたり教えられたりして積極的に取り組むうことができる。ペアに教えるためにより理解を深めようとする。間違いをペアにすぐに指摘してもらえるので間違いにすぐ気づくことができる。
  • 普段の学習と違って、ペアと対話するという新しい学習方法により脳に記憶されやすい。

テキスト抜粋

  • 共同体の構築を目標に、学習や学習者は参加者になることあるいはその周辺に加わる参加者と捉える。新しい学習。
  • 共同体を作成し、教えあいや共同作業をさせることにより連帯感・責任感を持たせ、より良い成果を挙げさせようとする方法
  • 新しい学習観は、まず学習目標として共同体の構築を据えている。これによって学習者は参加者となること、またはその周辺に加わる参加者と捉えることになる。
  • 参加型学習は自分で積極的に課題に取り組むという意識を持つことより効果的に学習できると考えられる。
  • 個人が新しい知識を獲得することを目標としていたのに対して、新しい学習観は、共同体を構築することを目標に据える。これによって、学習あるいは学習とは、参加者になることあるいはその周辺に加わる参加者と据え直す。研究者が学会で認められるということは、その分野での用語を使って参加者とコミュニケーションがとれることであり、そのために先輩を見習いながら、研鑽を積んでいく活動と捉えられる。さらには、論文集を出したり、初心者向けのテキストを書いたりする活動も学習支援のひとつである。
  • 参加型学習は個々人を豊かにするのではなく、共同体の構築を目的としているということがこれまでの学習とは異なっている。
  • 共同体の構築.参加者になることが学習.知るとは所属すること参加することコミュニケートすること。
  • コミュニケーションをとること

微妙

  • 積極的な学習。参加者同士の協力と協調性。
  • アクティブに講義に参加すること。
  • 学習に自ら参加し,学習の方法,問題解決を能動的に行うこと.
  • 知識を受動的に得るのではなく、能動的に得る学習。
  • 参加者同士で教えあうこと。

見当はずれ

  • 計算結果ではなくその問題の概念を理解し問題を解くこと

ペアでの取り組みについて具体的な感想があれば記入してください.

利点

  • ペアで取り組んだり、課題をしたりすることは、一人で取り組むよりも理解もしやすいし、よかったと思う。
  • ダブルチェックできるので、しょうもないミスが減った。
  • いままでにしたことのない新しいことだったので戸惑いもしたが友達とできたのでよかった。
  • ほかの授業とは違った形式だったので楽しかった。
  • ペアでの取り組み(特に前半のツーマンセル)について、分からないところをお互い出し合い理解が早まったのでよかったと思う。中間テストでは、思ったとおりの点数を出すことができなかったが、さらに後半フォーマンセルによって優秀な方からの指導をいただいたおかげで中間試験の点数よりもよくなったので非常に効果的だったと思う。
  • 5分毎に,プログラムを打つ番を交代する方法によって,問題解決がスムーズになった.
  • 相方とのバランスが大事と思われる。できる人はできない人組むことでより意識を高めることができると思う。
  • わからないところのやり方を教えてもらえる
  • ペアの二人で勉強することや協力する意識が向上した。
  • 相談しながらできたので頭を使えた。集中できた。
  • 毎回わからないところはお互いに教えあって課題を進めることができました。
  • 一人が問題を解いているときもう片方が別の問題を解くという一人ではできないことができるから
  • 数学的な考え方は自分が得意とし、コンピュータによる処理方法は相方のほうがよく知っていたため、お互いに足りないところを補っていたかのように思われる。
  • 話し合いにより理解が深まったと感じました。

気持ち

  • ペア試験では共同で取り組むとのことだったのであまり責任を感じなかったが、個人試験で点数がペアの平均となるとペアの足を引っ張るのは悪いなと責任を感じる度合いが強かった。
  • 自分が悪い点数を取るとペアの人に迷惑がかかるという意味で危機感を持って取り組んだ。
  • ペアを組んだ友達に迷惑をかけないように勉強に取り組んだ。
  • ペア試験なので相方の足を引っ張らないようにがんばろうという意識はあったが何かやったかというと特に何もやってない。
  • ペアに少し頼りすぎていたところはあった。自分がやらないといけないという気持ちが少なかった。
  • 単位を取りたいと必死だったので、ペアに迷惑をかけないようにしたので他の科目より頑張ったと思います
  • 今回たまたまいつも勉強している人とペアを組めたのでお互い高得点で単位を取ろうという意識により、より一層おこたることをしなかった。
  • とてもいいとおもったが、助ける側、助けられる側の信頼関係が大切だと思いました。助けてもいいと思う態度、がんばりをするかどうか、そして助けてもらってる側はしっかり努力と感謝をわすれないこと
  • お互いに悪い点数を取らないようにしようとした。
  • ペアで成績がでるため自分の点数が相手にも影響してしまうので、一人でするときよりもがんばることができました。
  • 自分の頑張りで自分だけではなくペアの人にも影響するのでよりやる気が出て頑張れた。ペアの人と教えあいながらできたので一人でやるよりはかどったし、頑張れた。

弊害

  • 二人でやることによって、お互いがどこを理解して理解してないかがわかり、それぞれの学習の手助けになった。しかし一方でお互いの得意なところに特化しすぎて実際理解できているところがすくなっかったところもあると思った。一定時間で交代するが、自分がやらなかったところは理解できなかったことも多々あったので、一定時間ではなく、一人ひとりがまず、一定時間で問題を解いて、そのあとに二人で確認、何を行っているかの理解をしたほうがよいと思った。
  • 数学に対する理解度に差がある、もしくは知識を効率よく使う能力に差がある場合、時間内に提出しようと思うとすると理解のあるものが主導権を握って作業を進めてしまう。そうすることで本講義への理解にどんどん差がついてしまい、最終の個人試験でも結果が両者で差が広がってしまった。
  • 自分にない考え方を補ってくれるのでペアでの勉強は得られるものが多くあった。 しかし自分の考え方が確立してるものもあるので対立して余計に時間がかかることもあった。
  • グループによって役割を分担するところがあるので協力をして問題を解いているのでなくバラバラで問題を解いているグループが多いと感じた。
  • ペアになる人が勉強できる人かできない人かによってかなりかわるということがわかった
  • ペアということで責任感が生まれてよかったこともあるが。結果的に足引っ張り合うことになるのはよくないと思います。

その他

  • 試験対策をSkypeで行った。

演習時間外での取り組みがあれば,具体的に記述してください.

ペアでの時間外活動

  • 家ではできなかったので別日にあつまってmapleの課題とかをやりました
  • 講義が終わると一緒に図書館で試験対策を行った。
  • 課題では課題ごとに担当を分担して、わからないところはこうしたほうがいい、自分はこういう風に式をまとめて答えを算出すればいいなど、お互いに意見をとばしつつ、効率的かつ理解度を早め非常によい学習ができたと自信を持って言える。
  • ペアで,授業への予習や試験問題への対策を行ったのは初めての取り組みであった.
  • テスト前はお互いに過去問を何回も行き来して、理解を深めた。
  • 試験が近くなったらお互いに過去問を印刷して一緒にその問題を解いていきました。
  • テスト前ま学校に残りペアと勉強した
  • テスト勉強とかを二人でした。
  • 授業課題においてはペアで分担して遂行した。中間試験、最終試験前にスカイプを用いて対策を行った。
  • 個人で講義資料を解いたり、ペアで過去問を解いて理解を深めたりした。

試験対策

  • 課題とテスト勉強
  • HPにある課題に取り組みました。テスト前には過去問に取り組みました。
  • 演習問題のほかに、過去問を解いた。
  • テスト前に全部復習して勉強した。
  • 課題をやりテスト前になるとわからない場所を教えてもらった。
  • 個人で過去問や課題に取り組みました。

予習・復習

  • 時間内に終わらなかったので授業後に二人で問題を解いた。
  • 講義中の課題と解くための予習をした。
  • Mapleの操作について
  • 演習時間外はmapleの課題を少し見て実行したりした。
  • 授業の課題のわからなかったところの見直しや解きなおし
  • メディアやグララボで過去問を解いた。
  • ペアで少しテスト対策を行った。一人でテスト対策をする時間のほうが長かった。
  • 宿題とテスト対策としての過去問のみ
  • 演習の過去問に取り組んだ
  • 演習課題の終わらなかったところ、予習課題をペアで取り組んだ。
  • 課題を毎週しっかりとといた
  • 特になし
  • 毎日の課題をしっかりした
  • 課題に対する取り組みとしては、各自で自主的に取り組むことを前提としていた。よってテストの前には自分の場合は過去問をmapleを使って実際に打ってみるなどの学習を数時間行う取組みを試みた。それなりに成果はあったと思う。
  • 課題のみ

演習全般について,感想や意見があれば書いてください.

意見

  • いつもにない形式なので楽しめた。私のペアはまったく知らない人だったので新しく仲良くなれたのでよかった。まだペア制度について春学期しかやっていないのでなんともいえないが最初のときにこのペアは運命共同体であるなどもう少し詳しい情報がほしかった。テストの点数もペアとまったく一緒であるなどの情報がほしかった。
  • 点数の形式が少しわかりづらかった。
  • 予備テストにも評価があるのがどうかと思った。
  • 演習中に友達と教えあって理解することには意味があるので授業中にペアやグループで取り組むことはとてもいいと思うけど、テストの点を平均化するとか、テストを連帯責任にするなど点数をペアやグループでシェアする意味はないと思う。なぜなら、点数を平均化するシステムにしても、勉強する人はするし、しない人はしてこないからである。怠ける人は永遠に怠けることになると思う。実際に片方が宿題をしてこないときとかがあるペアもあるのにそういうところが点数を平均化するのはおかしいと思う。ペア試験が1回あってから個別試験があるのはよかったと思った。ほかのクラスでは友達と相談することも禁止されていたりするので、それは「学び」として違うと思うので、この授業自体のかたちはよかった。
  • 最終試験の成績でチームの点数が80点以上の生徒は補講に出なくてもよいとありましたが、成績には個別試験の結果を反映するのに補講にはチームの点数を反映していて個別試験でせっかくいい点数をとってもチームの点が悪かったら補講に来ないといけません。いくらチームの人に指導をしても試験には1人で取り組まないといけないので、1人ではいい点がとれないこともあるはずです。最終的に成績に反映するのは個別試験なら補講も個別試験の結果を反映するべきだと思いました。
  • 私は勉強に集中できてよかったけど、成績評価について不満に思う人がいたようだった。周りの人たちがぴりぴりしていて怖かった。出席点で60点あるということを早く言ってほしかった。(最初に言われたらがんばれなかったかもしれませんが。。)
  • 最終テストの意味がよくわからなかった。結局何点取っても受かるなら行う意味がわからない。

反省

  • 授業中にペアでしゃべりながら課題に取り組むという授業スタイルが新鮮でした。テストで、思ったより点数が伸びずに自分の準備不足も感じました。
  • 演習はとても楽しめたのだが、ペアに迷惑がかかってしまったため途中からつらかった。
  • わかりやすい授業だった。
  • ペアの相手に迷惑をかけないようにと、自分では結構勉強したつもりだったが、成績には反映されなかった。テストでは時間が足りないと思うことが多かった。おそらく、解き方が適切ではなかったのだと思う。過去問の解答を見ても、あってるかどうかしか確かめず、どのように解いているかをきっちりと見ていなかったのが問題だったのだと思う。解答がどこをやっているかがわかりにくく、どのように解いているのかがわかりにくかったが、結局自分の読み解こうという気持ちが薄かったのだと思う。
  • 自分でも責任はあるのだが後半からのスリーマンセル方式では、なかなか他人と馴染めず、なかなか会話ができなかったのも原因のひとつかもしれないが、自分でも100%満足しているものではないと感じた。席の指定では最初から他人と挟み撃ちになるような座席にしないといけないなとつくづく感じた。

好意的

  • 実習にしてはとても面白かった。
  • 楽しい授業だった。
  • 新しい授業形態で他の授業より楽しめた。
  • ペア評価は初めての経験で楽しかった。
  • 2人で協力して問題に取り組むことは新たな知見が生まれやすく,楽しかった.
  • 1限はつらかった
  • この実習科目を履修してよかったと感じています。ありがとうございました。
  • 他の実習より楽しくおこなえた。
  • 実際、聞くばかりの授業や一人で行う演習より楽しめた。
  • この授業はペアで取り組むものであったので新鮮感があり良い点をとったときにペアで喜ぶことができたのがおもしろかった。
  • とても充実していました。
  • ペア試験などは自分ひとりの点数ではないため、結構責任感を感じ、プレッシャーにもなった。mapleが思い通りに起動してくれなければどうしよう、と冷や汗をかく瞬間も数多くあったかと思う。授業には積極的に取り組めたので、自分なりには満足している。
  • 楽しく演習にのぞめました
  • グループワークということで相手に迷惑をかけられないという気持ちがあったので普段の講義よりこの講義は気が引き締まった。
  • Maple自体はやっていてとても楽しかった。またペアなので友達に迷惑をかけられないので義務感もあって授業に集中できたと思う。
  • 資料に沿って演習課題が出ていたので取り組みやすかった。
  • よかったと思います
  • 特にありません
Last modified:2016/07/19 12:42:19
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References:[MaplePairQuestionaires]