モーションキャプチャを用いたピアノ演奏スキルの解明

ピアノ演奏は,手指の多数の関節や筋を長時間に渡り協調させる高度な運動技能です.しかし,そのような技能を獲得するための訓練法は明らかにされていません.そこで,本研究では特にテンポの正確性ついてのフィードバック情報の有無やその性質の違いが学習に及ぼす影響を,モーションキャプチャを用いての演奏中の打鍵動作や表面筋電図を用いての打鍵動作に関わる筋のエネルギー効率を計測し解析することで,定量的に示すことを目指しています.結果としてフィードバックが打鍵動作の向上の寄与し,報酬により動作の筋のエネルギー効率の向上に寄与する可能性が示しました.さらに研究を進めることにより,音楽教育におけるエビデンスに基づいた熟達支援を実現します.(Sony CSL 古屋晋一研究員との共同研究)

Publications

小笠真輝・古屋晋一・長田典子 (2016). Reinforcement learning but not feedback error learning co-enhances fine motor control and physiological efficiency in musical performance, 第10回MotorControl研究会抄録集, B-16.

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