SOCIETY
ヴィジュアルインフォメーション研究会 (VIR)
学部4回 宮本直幸
 10月28日に大阪中之島にて開催された報処理学会関西支部大会ヴィジュアルインフォメーション研究会(VIR)に参加してきました.今回の研究会は学生奨励賞の選考があった為か学生の参加者が非常に多かったように思います.関西学院大学からの参加者も私以外に,長田研の学部4回高島さん,ご近所の北橋研で人物動作と室内空間の 認識を研究している同じく学部4回吉田君と学生ばかりでした.また同じ会場でVLSI システム研究会,環境知能研究会も同時に行われていました.余談ですがVLSIシステム研究会は石浦菜岐佐先生が仕切っておられました.
 今回の研究会は画像解析・インタフェース,画像認識・生成,色彩情報処理,CGの4セッションから構成されており非常にテーマの幅広く,長田研のメンバーも多数聴講に来ていました.私も自分の研究を様々な視点で見直すことができました.

 また今回の目玉としてSIGGRAPHでThe Steven A. Coons Awardを受賞された東大の西田教授の特別講演がありました.事前にSIGGRAPHに参加した上野さんの話も聞いていたのでとても聞きやすく,非常に楽しめました.

 私を含めた3人とも画像認識・生成のセッションで発表してきました.これまでに発表経験のある高島さんの発表は以前の反省点を生かしより分かりやすいものになっていました.今回が初めての発表になる吉田君も初めてとは思えない堂々とした発表でした.2人とも質疑応答でも的確な応対ができていました.
 私は自分がイメージする自身の年齢(主観年齢)を研究をしていますが,今回の研究会では近いテーマで研究をされている方がいませんでした.しかし,質疑応答で建設的な意見をたくさん得ることができ,自分としてはとても有意義なものにすることができました.今後の研究・発表に生かせるように取り入れていく予定です.

   
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