数理計画法実習
関西学院大学 理工学部 情報科学科履修基準年度：3年
担当：巳波
演習目的
現実の諸問題を数理的な観点から扱って解決策を与える方法として，数理工学やオペレーションズ・リサーチという研究分野がある．その分野から，特に最適化と待ち行列を中心として学び，様々な分野に適用していける能力を身に付けることを目的とする．
演習内容
解説・演習のセットを通して内容の理解を深めると同時に，最適化問題を解くプログラムの作成や待ち行列シミュレーションのプログラム作成の演習を行う．また，様々な現実的な問題に対して，オペレーションズ・リサーチの方法論を適用してモデル化・定式化から最終的な解決策の立案までまとめる総合演習を行う．
具体的には，
を行う．本演習では，理論的な内容そのものよりも，その実践や適用の方法の習得に重点を置く（もちろん，理論に興味のある学生には補足的な演習課題もある）．また，付加的な成果としてExcelとPowerPointのきわめて高度な利用法とプレゼンテーション能力の向上が期待できる．
成績評価の方法
各回の演習課題の提出や出席状況に基づく．
教科書・参考書など
教科書は特に使用しない．プリントを配布する．参考書は授業中に適宜紹介する．