最終更新日:2010/04/01 
関西学院大学 理工学部 情報科学科 
授業科目名 情報理論演習 
  春学期 週4時間 単位履修基準年度
担当者
准教授  井坂 元彦  Motohiko Isaka 
講義目的Course Objectives
本演習では,

  • 「情報理論」(データ圧縮アルゴリズム・誤り訂正符号など)を題材として,これらの手法を学びます.
  • その過程で併せて,

  • プログラミングの力をつけること
  • 線形代数の基本事項(特にベクトル空間,線形写像(線形変換)など,各分野で用いられる事項)に関する理解を深めること,
  • も目的としますので,上記の科目に不安のある人および力をつけたい人も対象となります.

    線形代数はあらゆる工学の分野で必要となり,プログラミングも情報科学科生であれば 当然必須のスキルです.

    受講開始時点での情報理論・線形代数・プログラミングの学力は特に問いません.

    以下は,「情報理論」部分に関する概略です.

    本演習では,通信の効率化を実現するための情報源符号化,信頼化を実現するための通信路符号化,および安全化を実現するための暗号技術の具体的な手法を学ぶ.各種アルゴリズムのプログラムを作成することで理解を深めることを主眼とする.また,そこで必要とされる数学の基本事項についても学ぶ. 通信の基本的な手法について興味をもつ学生の履修を推奨する

    各回ごとの授業内容Course Contents of Each Session

    1. 情報理論の基本事項に関する復習
    2. データ圧縮アルゴリズム(ハフマン符号化・ユニバーサル符号化)のプログラム作成
    3. 線形代数の復習
    4. 誤り訂正符号(線形符号・ハミング符号)
    5. 誤り訂正符号(畳込み符号・ビタビ復号)
    6. 誤り訂正符号(新しい符号化技術: ターボ符号・LDPC符号)
    7. 暗号技術(RSA暗号のプログラム作成)  
    授業方法Methods of Instruction
    各回講義と演習を併行して実施し,課題に対するレポートの提出を行う.. 
    教科書(著者名、書名、発行所、出版年)Text (Author. Title.)
    横尾英俊著,「情報理論の基礎」(共立出版,2004). 
    参考文献(著者名、書名、発行所、出版年)Reference Books (Author. Title.)
    授業中に指示する.
    成績評価方法・基準 Methods and Criteria of Evaluation
    レポートの結果及び出席点により採点を行う. 
    学生による授業評価の方法Course Evaluation by Students
    授業中実施 Conducted in Class 
    準備学習等についての具体的な指示および他の科目との関連Other Specifications
    「情報理論」を履修しておくこと.「符号理論」を同時履修することが望ましい. 
    キーワードCourse Key Words
    情報理論,データ圧縮,誤り訂正符号化,暗号,回路化