トップ 学生のページ 情報科学科生の学び方 情報科学科 2年 宇治 槻

情報科学科生の学び方

情報科学は数学と日常生活の接点だと思う。
だから、学ぶのも教えるのも、面白い。

数学の面白さや奥深さを伝えられる教員を目指して。

「IT技術を使って人々の生活を快適にしたい」という想いから、情報科学科に入学。高速な計算や通信を応用して身近な生活に活用できるシステムを作りたいと考えています。そのためには、それらの技術を基礎から応用まで学ぶ必要があり、これを実現させてくれるのが情報科学科であると思っています。

また、高校生に数学の面白さや奥深さを伝えられる教師になりたいという想いもあり、教職課程を履修しています。情報科学は数学と日常生活の接点。この学科で学んだことを活かし、情報科学を使った斬新な授業も展開することで数学への興味をかき立てられる教員となるのが目標です。できれば大学院での研究や社会経験を経て、学問や社会への学びを深めてから教員となり、そうした経験を生徒の進路相談などに活かせたらいいなと思っています。

高校にはない、多様な学び方がある。

入学前は、情報科学科の授業は数学の応用のような講義が多いのかと思っていましたが、実際はプログラミングやプレゼンテーションなど創造性が求められる授業も多くあります。特に興味深かったのは「離散数理」という授業です。数式を解くのではなくロジックを組み立てていくというのは、高校にはない分野で新鮮でした。また「データベース」の授業では、多くの情報からユーザーが知りたい情報を的確に抽出し、整理する処理について学びました。これは、今日の情報化社会には不可欠なものだと思います。 ほかにも理工学部と総合政策学部の合同授業「情報化社会と人間」が印象的でした。学部学科を越えた混合チームで、現代の問題に対してさまざまなIT技術を使った解決策をプレゼンするというもの。一つの問題に対しても見方が全く異なるということ、多方面から問題をとらえるべきだということを学びました。

一番の楽しみは、友人や先輩後輩との交流。

勉強も大事だけれど、学生生活ではサークルなどの課外活動、友人や先輩後輩との交流も大事だと思います。私は中学・高校と水泳部に所属していましたが、大学からは新たなスポーツを始めようと思い、基礎スキーのサークルに入っています。あまり経験はなかったけれど、初心者が多かったので安心して始めることができました。今は全日本スキー技術選手権大会出場を目指して頑張っています。大学で個性豊かな面々と交流することにより、自分一人ではできなかったことに挑戦できることも多く、とても刺激になります。

情報科学科は、さまざまなことを幅広く、奥深く学ぶことができる学科です。また、創造力も磨かれると思います。ここで、さまざまな問題に柔軟に対応できる技術とアイデアを兼ね備えた人間になりましょう。

情報科学科生の学び方 学生一覧へ