メニュー
研究センターについて

シンポジウム「ヒューマンメディアの未来」

http://ist.ksc.kwansei.ac.jp/rchm/uploads/img4695ad6c187fa.jpg

発表資料のページへ

参加申し込みページへ

シンポジウム 「ヒューマンメディアの未来」

− Human Centered Media for Future Society −

  • 私立大学学術研究高度化推進事業オープン・リサーチ・センター整備事業選定テーマ 「愉しみの創造につながる情報処理技術の開発と評価研究」中間報告会

【ご案内】

  • 関西学院大学理工学研究科ヒューマンメディア研究センターでは,情報科学,認知科学,心理学,デザイン科学の複合領域において,「愉しみ」に焦点を当てたHuman Media(人間のためのメディア)のあり方,評価,それを支える基礎的な技術開発に取り組んでいます.本シンポジウムは,私学高度化推進事業オープンリサーチセンター選定事業の中間報告として,これまでの研究成果をご報告させていただきます.また,特別講演として,所眞理雄博士(ソニーCSL)を迎え,「情報産業の将来と大学の役割」についてお話いただく予定です.お誘い合せのうえ,ご参加ください.

【日時・場所】

【参加費】

【特別講演】

「情報産業の将来と大学の役割」 所 眞理雄

  • ソニー株式会社業務執行役員SVP
  • 株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長
  • 関西学院大学ヒューマンメディア研究センターアドバイザー

【プログラム】

<一般講演>

■ 13:00〜13:10

開会のあいさつ

  • 茨木 俊秀(関西学院大学理工学部情報科学科学科長)
  • 片寄 晴弘(関西学院大学ヒューマンメディア研究センターセンター長)

■ 13:10〜13:20

「プロジェクト概要報告」 片寄 晴弘

  • 関西学院大学ヒューマンメディア研究センターおよび関西学院大学情報科学科の共同起案研究テーマ「愉しみの創造につながる情報処理技術の開発と評価研究」は2005年度の文部科学省私学高度化研究推進事業オープンリサーチセンター事業として採択されており,本年度は5ヶ年の研究事業の中間年度にあたる.本報告では,これまでの研究事業実施状況について紹介する.

■ 13:20〜13:35

「体験メディアへの取り組みとこれから」 河野 恭之

  • 人の日常生活を記録しておき,蓄積された体験メディアデータをあとから検索・利用して人の能力の増強を図る「体験メディア」への関心が高まっている.発表者はこれまで主にウェアラブル型の体験メディアインタフェースの試作と要素技術開発を前任校において行ってきた.これらの取り組みを紹介すると共に,関西学院着任後の展望について述べる.また,発表者は情報処理推進機構(IPA)未踏ソフトウェア創造事業においてプロジェクトマネージャ委嘱を受けており,「体験メディア」を中心テーマに開発プロジェクトを公募し推進している.本事業での取り組みも併せて紹介する.

■ 13:35〜13:50

「ヒューマンメディアと感性」 長田 典子

  • 21世紀は感性の世紀と言われるように,情緒や嗜好といった人の心のあり方に価値をおいた豊かな社会の実現が求められている.この中でもとくに,メディアコンテンツ表現に関わる感性情報処理技術の研究を行い,より感覚・感性に訴えかける良質なコンテンツ創りをめざしている.本講演では具体的内容として,CGやVRにおける質感表現技術,音楽と映像のインタラクション,脳機能イメージング技術を用いたメディア表現や感覚モダリティの評価などについて紹介する.

■ 13:50〜14:05

「Collaborative Web Agents」 北村 泰彦

  • Webは情報発信者から情報受信者への一方的な情報提供の手段から,不特定多数の利用者が相互に協調する情報協創の手段への変化を遂げている.北村研究室ではエージェントが加わることで実現される次世代の情報協創技術を開発している.三次元仮想空間上でのWeb情報統合と擬人化ガイドエージェント,エージェントと人間が協調するSemantic Wiki,バランス理論に基づくマルチエージェント説得手法,視線や話速に基づく非言語エージェントインタフェースなどの課題について発表する.

■ 14:05〜14:20

「エンタテインメントコンピューティングの研究展開」 中津 良平

  • 「エンタテインメント=遊び」は,人々の生活を豊かにしてくれ,さらには文化の原泉でもある.これを工学の立場から研究するのがエンタテインメントコンピューティングである.当研究室では,CGを用いたエンタテインメントとしてゲームや教育ソフトの研究を行っている.また,身体性を導入したエンタテインメントとしてロボットを用いたエンタテインメント研究に取り組んでいる.本講演ではそれらの具体的内容について述べる.さらに,エンタテインメントコンピューティングは世界的に研究が盛んになりつつある領域で,この分野で日本は先導的立場にあるため,その活動についても触れる.

■ 14:20〜14:35

「人間システム工学科の新設と情報科学科の再編について」 茨木 俊秀

  • 関西学院大学では,2009年度を目標に理工学部を再編拡充する予定で,現在,計画の具体化,建物の建設,新教員の人事などが着々と進められている.その中で,新設学科である「人間システム工学科」がどのような構成で何を目指しているかを説明し,それに伴って「情報科学科」がどのように再編されるかについても触れる.

<インタラクティブセッション>

■ 14:50〜16:10

  • 川端研究室:「音声対話インタラクションの適用分野とブレークスルー」
  • 石浦研究室:「バックエンド情報処理系の実装技術」
  • 宮崎 光二:「インタラクティブ昔話システムの構築」
  • 風井 浩志:「顔認知方略の精神生理学的検討」
  • Zsolt Lepp:「Constructing Descriptive Networks of Pharmacologically RelevantMolecular Fragments」
  • 橋田 光代:「An Assistant System for Performance Rendering of Ensemble Music」
  • 小林 一樹:「機能に気づかせるヒューマンロボットインタラクション」
  • 藤原 洋志:「オンライン追跡問題」
  • 千葉 英史:「生産ラインにおける衝突確率に関する研究」
  • 藤澤 隆史:「和音の認知メカニズムの検討」
  • 藤原 明広:「Frequency of Musical Notes and Statistical Method for Music Categorization」

<特別講演>

■ 16:30〜17:30

「情報産業の将来と大学の役割」 所 眞理雄 (司会:早藤 貴範)

  • 20世紀から21世紀に変わり,科学万能時代から人間や環境を中心とした時代へと移っている. 20世紀後期の最大の産業とも言われる情報産業は21世紀にはどのような役割を担ってゆくのか,また,その時に大学が担う最も重要な役割は何であろうか.本講演では時代背景を読み解き,これまでの情報技術を分析した後,今後の情報技術が担うべき対象領域を議論し,情報産業の方向性を予測する.また,その中で大学が担うべき最も重要な課題について議論する.

■ 閉会のあいさつ 片寄 晴弘



問い合わせ先: 堀口 恵子 (horik[at]ksc.kwansei.ac.jp)