KWANSEI GAKUIN UNIVERSITY

情報科学を活かし、工場の生産設備を開発。河本 健作 株式会社村田製作所

河本 健作情報科学を学んだ人の就職先として、真っ先に思い浮かぶのはIT企業でしょう。しかし、製造業においても情報科学系の知識を持った技術者が求められており、そこに自分の活躍できる場があると感じました。情報科学の専門知識を強みとして活かしながらも、他のさまざまな技術も経験することで、視野や技術の幅を広げたいと思ったのです。

現在は、自社工場で使用している生産設備(電子部品の製造に使われるセラミックシートなどを搬送して電極を塗布したり、高速・高精度に積層したりする産業ロボット)の開発をしています。一つの生産設備全体の制御を任され、機械設計や商品開発の担当者と共にどのような仕様の設備を開発するか検討し、期日までに決められた予算内で実現させなければなりません。設備開発が完了したら工場の生産工程に出荷して現場での立ち上げを行い、仕様確認や品質確認の最終チェックを行い、工場の製造担当者に引き渡しまで行います。

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